結納の納め方
結納を納める時期について
結納を行う時期は結婚式の半年ぐらい前が多いですが特にきまりはありません。話が決まればけじめを付ける意味でも早い方がいいでしょう。
日柄は六曜の吉日に行います(表参照)。大安、友引に行う人がほとんどですが、先勝の午前中や先負の午後でもかまいません。仏滅、赤口は避けたほうが良いでしょう。
大安 | 友引 |
一日中吉 | 一日中吉 |
先勝 | 先負 |
午前中が吉 | 午後が吉 |
赤口 | 仏滅 |
正午のみ吉 | 一日中吉なし |
結納日当日の服装
基本的に両家が同格になるようにします。仲人様やご両家のご本人様同士を通してあらかじめ相談しておくと良いでしょう。
正装 | 略装 | |
仲人(男) | 紋付袴・モーニング | 略礼服・ダークスーツ |
仲人(女) | 留袖 | 訪問着・付下げ・色無地 |
父 | 紋付袴・モーニング | 略礼服・ダークスーツ |
母 | 留袖 | 訪問着・付下げ・色無地 |
本人(男) | 略礼服 | ダークスーツ |
本人(女) | 振袖 | 訪問着・ドレス |
結納式の進め方・挨拶例・着座順
以下の進め方は仲人様なしの場合の形です。仲人様がいらっしゃる場合は仲人様の指示に従ってください。
往復交換型の場合
両家が互いの家に伺って納める方法です。婿方は嫁方の家に伺い結納を納めます。嫁方は後日、結婚式前までにお返し用結納(引出結納)を納めます。結納を頂く側はそれぞれお食事を用意してもてなします。最近では料亭やレストランで結納をされる方もいらっしゃいますが、基本的に食事の費用は結納を頂く側の負担となります。
>>婿方から嫁方へ結納を納める場合の結納式の進め方・挨拶例・着座順
>>嫁方から婿方へお返し用結納(引出結納)を納める場合の結納式の進め方・挨拶例・着座順
同時交換型の場合
結納と引出結納(結納返し)を同時に交換する方法です。東日本方面や両家が遠隔地で略式でする場合に多い形です。結納品は両家が同格のものをそれぞれ用意し、返礼金額は前もって打ち合わせをしておく必要があります。料亭やレストランで結納をされる場合には基本的に食事の費用は折半となります。